変わりゆくものと変わらないもの。

2回目のブログを担当させていただきます尾花智明です。

私は当協会の理事を務めていますが、普段は税理士として会計事務所を経営しております。

顧客の中心層は中小零細企業、いわゆるスモールビジネスを生業とされている方々を、20年以上に渡り支援して参りました。

20年前といえば、各会社、各家庭にパソコンやインターネットが普及しはじめた頃で、まだスマートフォンは無い時代でした。

会計事務所業界においても、まだペーパーレス化は進んでおらず、お客様のもとへ訪問し、資料をお預かりし、所内で黙々と処理を進める、そんな時代でありました。

その後、急激にデジタル化が進んでいったように思います。

そんな時代に生まれた世代が、いま社会の中で頭角を表し、あるいは社会へ出る準備を進めています。

いわゆる「Z世代」です。

パソコンやインターネットは当たり前という環境で育ったZ世代は、デジタルネイティブ世代なんて呼ばれ方をしたりもします。

我々の世代（私は1978年生まれの45歳）は、幼少期より両親や親戚、近所の大人などから「正解」を教わりながら育ってきました。

教育を終え、社会に出ると、新聞やテレビが正解を教えてくれました。

いや、それが正解だと思い込んで生きてきました。

ところが近年、YouTubeやFacebookなどのSNS、ChatGPTなどにより、至る所に「正解」が溢れている世の中となってきました。

人によって正解が異なる時代。

人材育成においても、異なる正解を持つ人々に対し、最適解を探しながら育成していくことが必須となります。

しかしながら、いくら時代が移りゆこうとも、どれだけ科学技術が発達しようとも、

人の心の構造というものは、そう簡単に変わらないことも事実です。

AJLでは、「誠・仁愛・勇気」の３徳を掲げ、

時代を超えた普遍的なリーダーを誕生させるため、

これからも活動を続けて参ります。

一人でも多くの方に、ジャパンウェイに触れる機会を提供できればと思っております。

どうぞ宜しくお願いいたします！

P.S.地元の花火大会の写真です。美しいものはいつまでも美しい。美しいものを美しいと感じる人の心も、いつまでも美しい。そんな願いを込めて！

（尾花）